現場の声から 生まれた取り組み
お仕事のスリム化と 働きやすい環境づくりに取り組んでいます。
フォーマット化で、 書類作成時間を大幅に短縮!
保育園ではお子様たちの健やかでより良い育ちの為に、年間指導計画書をはじめ、月案、月週案、週日案、保育レポートなど、さまざまな書類作成が必要とされます。保育所保育指針等をもとに、年齢・月齢に合わせた保育環境や活動内容を設定したり、次の学年、小学校就学へ向けて見通しを持った計画やアプローチも必要。さらに地域の特性や季節の移ろいに沿った工夫も求められます。こうしたお仕事が大切なものである一方、先生たちの大きな負担にもなっていました。そこでTaKaSaGoでは、フォーマットの見直しを行い、あらかじめ立案や目標といった重要なポイントを記入したフォーマットを用意してきました。項目を埋めるだけなので、作業時間が短縮でき、子どもたちとの時間や休憩時間を増やすことができました。このフォーマットには先輩たちのノウハウが詰まっているため、書類を作りながら学ぶことができ、自然とスキルアップにもつながるのも特徴です。 YES!スリム化!!
連絡ノートや ドキュメンテーションをICT化! 保護者との連携もスムーズに!
手書きの連絡帳をなくし、保護者連絡アプリ「キッズリー」を7年前からスタート。毎日の作業を、ICT化によってシンプルにしました。キッズリーは、保育に関わるさまざまな業務を支援しながら、保護者とのコミュニケーションも深めてくれるアプリです。たとえば、遅刻や欠席などの登園状況が通知される仕組みで、朝の忙しい時間に電話を受けることがなくなりました。連絡帳の入力も、予測変換が表示されるので入力時間が短縮し、誤字脱字もほぼなし。手早く、正確に作成でき、先生にとっても保護者にとっても、どちらの負担も軽減されています。写真添付機能やスタンプ機能などもあり、お子様たちの様子を見てわかる形で保護者と共有し合うドキュメンテーションで、より深くコミュニケーションができるようになったのも嬉しいポイント。手書きの連絡帳ならではの良さもありますが、見やすい!便利!など、保護者からも好評です。 このICT化があるので、帳票書類の相乗効果でYES!スリム化!!
“万が一”を起こさないために、 専用チェックシステムを導入
SIDS(=乳児突然死症候群)の予防チェックは、保育者がもっとも神経を使う仕事のひとつで、保育者の業務量的な負担にもつながっています。TaKaSaGoでは、不幸な事故を絶対に起こさないために、目視による人的チェックに加えて、午睡チェック専用システム「ルクミー午睡チェック」を導入しています。このシステムは、医療機器のセンサーとタブレットの連動による正確なデータによって、見落としや誤認などの人的ミスを防止するもの。うつ伏せ寝や体動停止のアラート機能をはじめ、睡眠中の体の向きが自動でチェック表に記録される機能などが付いています。園児の肌着やパジャマにセンサーを取り付けるだけなので、作業もシンプル。薄暗い中での記入もなくなり、作業時間がぐっと短縮されました。先生の目によるチェックとシステムによるWチェックで、お子様たちの命を守ると同時に、先生たちをサポートしています。 YES!スリム化!!
オムツコーナーを設置して 面倒だった作業がシンプルに
オムツとおしり拭きの個別管理を廃止し、オムツを一括で管理する「オムツコーナー」を設置しました。「手ぶら登園」というサブスクリプションサービスを利用しているので、オムツコーナーには、全サイズ&タイプのオムツがいつも十分に用意されています。これまでは名前の書かれたその子だけのオムツとおしりふきをその子の荷物置場まで取りに行かなければなりませんでしたが、サービス導入後は取り替えの時にその子が履いていたものと同じものをオムツコーナーから選べばいいだけになりました。荷物置場とクラスを何往復もしていた先生たちの導線がシンプルになったのはもちろん、オムツを捨てる際に個人名が見えないように注意する必要がなくなり、オムツ替えの業務全体が負担の少ない作業に改善しました。保護者にとっても毎日オムツに名前を書く必要がなくなり、時間に余裕が生まれたと喜びの声が届いています。 YES!スリム化!!
エプロン&お手拭きを 園で準備。 管理楽々&衛生面でも安心に
これまで小さいクラスではエプロンとお手拭きを持ってきてもらっていたため、使用前の名前チェック、返し忘れ防止のためのWチェックなど、さまざまな確認作業が発生していました。そこでこれらの持参をやめて、エプロン、おしぼりを園で一括準備することにしました。これで、先生たちの作業を大幅にスリム化ができたのはもちろん、保護者の毎日の洗濯の負担も軽減することができました。使用後のエプロンは、園の自動乾燥機付の洗濯機で洗濯。洗濯機に入れたらスイッチひとつで乾燥まで完了するので、干す、取り込むといった面倒な作業がありません。おしぼりは使い捨てタイプなので、食べこぼしを集めてゴミ箱に捨てるだけ。作業の簡素化に加えて、衛生面においても安心の取り組みです。 YES!スリム化!!
厳しい基準をクリア! 厚生省お墨付きの 「子育てサポート企業」
TaKaSaGoは「くるみん認定」を取得しています。この「くるみん認定」とは、仕事と子育ての両立支援に取り組んでいる企業を「子育てサポート企業」として認定するもので、厚生労働省が実施している制度です。認定を受けるためには、10の要件からなる認定基準を満たす必要があります。TaKaSaGoは「計画期間内で、男性の育児休暇取得者の割合が7%以上か」「残業削減、有給休暇取得促進などの措置を実施しているか」「3歳から小学校就学前の子供を育てる労働者に付いて、時短勤務制度などの実施をしているか」などの厳しい基準をすべてクリアしているので、ママパパ保育士さんの働きやすさは抜群。事実、TaKaSaGoの産休・育休復帰率はほぼ100%! 働くママ先生たちの“お互い様”風土が自然とできているので、若い先生たちも休みが取りやすかったり、結婚して、産休・育休を取り、また復帰して働ける職場なんだ!と安心して働いています。 YES!スリム化!!
保育の知恵やコツを共有しあう、 先生たち作成の 『How to Book』
新人の先生はもちろんですが、ベテランの先生であっても新しい職場ではこれまでと勝手が違って戸惑ってしまうこともしばしば……。やり方やルールなどを確認したいけれど聞くにタイミングを逃して困っているなんてことも保育業界の“就職・転職あるある”です。そこでTaKaSaGoでは、誰もがいつでも同じ水準の保育を提供できるように、『How
To Book
―先生たちのための先生たちによる1冊―』を作成しています。これは、保育一筋50年以上、TaKaSaGoのさまざまな時代の先生たちによる保育のポイントやノウハウが詰め込まれた冊子です。手順はわかりやすい写真付きで、映像でも確認ができるようになっています。『How
To
Book』に沿って1年間やってみて「もっとこうだったらいいんじゃないかな?」といった現場の声を出し合い、毎年アップデートしているのもポイント。誰もが、常に新しいTaKaSaGoの保育情報を確認することができます。
得意不得意を補い合い、 「協力し合える体制」で クラスを運営
TaKaSaGoでは、年齢、経験、性別の違う先生がバランスよくいます。それぞれの特性や経験を生かし、得意不得意を補い合ったり、助け合いながらクラスを運営しています。余裕がなくなってしまったと時には他のクラスの先生が声をかけてくれたり、主任がヘルプに入ってくれたりするので、日々安心して保育ができます。 また、急なお休みや早退にも柔軟に対応しています。そしてそんな時、TaKaSaGoでは「すみません」ではなく「ありがとう」と言ってお休みをして、お互い様と思えるような良い関係を築いています。喜びはもちろん、悩みを共有できたり、何か問題が起きたときには一人で抱え込まず、チームワークで解決することができるので、一人一人の精神的な負担の軽減にも役立っています。
“なんでも聞いてホッとLINE”で
保育の事、自分のスキルの事等を気軽に相談して
気持ちと笑顔に余裕を
園やクラスに優しい先生はいてくれるけれど、入職したてでお仕事中とかだと意外と遠慮してしまいがちな方もいます。
そういう時は、保育のやり方やコツ、個性に合わせた関わり等のお仕事のことをざっくばらんに相談できる公式LINEを活用できます。
また悩んだり元気になりたいときは、公認心理師が気持ちに寄り添ったアドバイスやケアをしてくれます。
身体や心の元気は楽しい毎日に繋がります。今の社会状況の中、自分らしく余裕をもってお仕事ができるようにサポートをしています。
社会福祉法人 高砂福祉会
〒270-0138
千葉県流山市おおたかの森東4-99-4
TEL: 04-7178-3303
受付時間: 9:00~18:00(月~金)